家探しをする際、必ず確認するのが間取り図。家探しの際に間取り図を見て、「この記号ってどんな意味?」と不思議に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。それぞれにきちんと意味がある間取り図記号を知っておけば、家探しがもっと楽しく、スムーズになるはず。賃貸物件を探す際はもちろん、住宅購入時にも役立つ間取り図記号、あなたはいくつ答えられますか? さっそくチェックしてみましょう!
いくつわかる? 間取り図記号
次の間取り記号は何を意味しているでしょうか?
解答
1、片開き戸
左右どちらか片方のみ開閉する戸。開いたときの可動部分(扉本体)を壁と垂直方向に描き、開くときの軌跡を円弧で示します。片開き戸であれば1本の垂直線と1つの円弧、両開き戸であれば2本の垂直線と2つの円弧が描かれます。
2、引き違い戸
2枚の戸を枠の範囲内でスライドさせて開閉する戸。壁と平行な2本の直線で示し、扉が重なる部分の「壁と垂直方向の短い線」は建具の中心にあります。押し入れの戸などに利用されています。
3、折れ戸
開ける際に折りたためる戸。浴室など、戸を開くスペースが確保しにくい場所に利用されています。
4、装飾窓
開閉できない採光や眺望を目的とした窓など。可動部分のない窓には、建具の中心を示す線がありません。
5、引き違い窓
左右2枚のガラスをスライドさせて開け閉めする窓。引き違い戸との違いは、引き違い窓には窓枠の線(壁と同じ幅の平行二重線)が入っている点です。
6、インターホン
円の中にアルファベットの「I」を書いて示します。玄関の子機と屋内の親機がある場所を表しています。
7、コンセント
コンセントは「2本の垂直線と複数の水平線が描かれた円」で示します。右肩の数字はコンセントの差込口の数です。
8、シーリング
天井照明器具のシーリングライトを設置できる場所を示します。円の中に「( )」が書かれています。
9、蛍光灯
蛍光灯が設置されている場所を示します。円を長方形が貫通しているような記号です。
10、換気扇
円の中にさらに小さい円をタテに2つ並べた記号で、矢印は送風方向を示しています。
まとめ
間取り図の記号を覚えておけば、わざわざ現地で内覧をしなくても、どこにどんな設備があるのか、具体的にイメージできるようになるでしょう。また、家具や家電の配置を考える際にも便利です。この機会に間取り図記号がもつ意味を知り、物件探しに役立ててくださいね。
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