【本当に住みやすい街大賞2019】第7位 南千住:再開発で住みやすさ向上、イメージが一新した街

本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。

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【本当に住みやすい街大賞2019 第7位「南千住」】

総合評価3.87点
<審査基準>  発展性  4.0点
 住環境  3.8点
 交通の利便性  3.8点
 コストパフォーマンス  3.8点
 教育・文化環境  3.8点

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南千住ってどんな街?

近年では再開発により、高層マンションやショッピングモールが建設されて住みやすくなった南千住。一方で、下町の雰囲気をいまだ残しているので、散策などにもぴったり。老舗の飲食店もありながら、ショッピングモールで買い物を楽しむこともできるので、エリアごとにさまざまな面を見せることが特徴といえるでしょう。

駅前にある「LaLaテラス南千住」。大型スーパーと28の専門店がそろっています
隅田川にかかる千住大橋
隅田川テラスでは、東京スカイツリーを眺めながら散歩やランニングを楽しむ姿が見られます

路地を一本入った場所にあり、大人の隠れ家のようなカフェ「Cafe Shukran(カフェ シュクラン)」。世界中の産地から選りすぐりの紅茶を取りそろえています

【街の声】
・「高層マンションが多く、若いファミリーが多いです。ショッピングモールも子連れのファミリーでいつもにぎわっています。緑が多くて広い公園もあり、子どもと遊ぶには最適です」(40代・女性)
・「昔ながらの住宅も多いので、国道より内側は比較的静かで交通量も少なく、落ち着いた雰囲気があります。また、近所付き合いがいまだに根付いている地域であり、人目も割と多く、治安は良いほうだと思います」(40代・男性)

【発展性:4.0点】再開発で商業施設、高層マンションが増えてイメージが一新!

かつては工場や旧・国鉄の貨物駅が目立つ場所でしたが、再開発によって商業施設や高層マンションが増えてイメージも一新。街ににぎわいが出るようになりました。現在、新築マンションが登場しやすいのは、実は駅から離れた工場エリア。人口が増加しているので、それ自体が街のポテンシャルを高めている要因であると言えます。近年は駅周辺部にある宿泊施設への、外国人観光客の利用が増加しています。

【街の声】
・「街全体の雰囲気が変わっていると感じます。南千住周辺で暮らすぶんには、十分な環境。将来的には、娯楽施設も増えれば良いなと思います」(30代・男性)
・「年に一回の隅田川花火大会を見るには、もってこいのスポット。当日はたくさんの観光客が集まります。住んでいる場所によっては、家からでも花火を見られます」(30代・女性)

【住環境:3.8点】買い物するには○ 夏には隅田川花火鑑賞も

再開発エリアは、道路や歩道が整備されて住環境も良好。「LaLaテラス南千住」などの商業施設も駅前にそろっています。一方、レトロな三ノ輪の商店街「ジョイフル三ノ輪」も生活圏で、昔ながらのお店も点在しています。隅田川沿いには、都立汐入公園などの大型公園も。隅田川花火大会の鑑賞スポットであることも住民にはメリットでしょう。

【交通の利便性:3.8点】常磐線が東京駅まで延伸したことで、利便性はさらに向上

つくばエクスプレス、常磐線、日比谷線の3路線が利用可能。2015年に上野東京ラインが開業したことによって、上野駅止まりであった常磐線が東京駅・品川駅まで直通運転となりました。
そのため、上野駅までは6分、東京駅へは20分で行けるように。深夜にタクシーで帰宅する際も、東京から6㎞圏内なので比較的安く済みます。駅周辺はフラットで、再開発街区は歩きやすい設計になっています。

【街の声】
「明治通りが通っており、どこに行くにもアクセスしやすいです。また、付近の駐車場も非常に安いので、車を所有していても問題ありません」(30代・女性)

【コストパフォーマンス:3.8点】価格上昇も都心アクセス良好でお値打ち感あり

最初に再開発が始まった東口側は、割安感が大きかったものの、現在ではその供給は一段落。新たに再開発が始まった西口側が中心となっています。分譲価格は、南千住人気の高まりと共に上昇。コストパフォーマンスを考えると、下がっているといえるでしょう。価格を抑えた新築マンションは駅から離れています。とはいえ、良好な都心アクセスを踏まえると、お値打ち感があるエリアです。

【教育・文化環境:3.8点】充実した子育て環境 駅周辺にはベビーステーションも

日経DUAL・日本経済新聞社実施の「共働き子育てしやすい街ランキング」(2017年)で、南千住のある荒川区は全国162自治体で第11位。隅田川の水辺があり、公園も多く、子育て環境は良好です。荒川区総合スポーツセンターや野球場などのスポーツ施設も多くあり、駅周辺や街中にベビーステーションなど子育て応援施設があることもうれしいポイントです。

【街の声】
「スポーツセンターを活用できるし、公園も多く、子どもと遊ぶ場所はたくさんあります。昨今は子育てファミリーが増えているのも納得です」(30代・女性)

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(最終更新日:2022.06.22)
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