「おいしいパンが焼けるようになりたい」と夢見ている方は多いのではないでしょうか? 筆者もその一人ですが、毎日の仕事に追われ、何もしないまま時間は過ぎていくばかり。「やってみたいけれども、パンを焼くのは時間も手間もかかりそう…」そんなことを考えていたところ、ホームメイドクッキングでは2時間で手ごねのパン作りを学べるとの情報をキャッチ! 「これはぜひ体験してみたい!」ということで、ホームメイドクッキング 有楽町教室に潜入! パンづくりを体験してきました!
全国に教室を展開する料理教室「ホームメイドクッキング」の有楽町教室へ!
ホームメイドクッキングは、40年以上の歴史を持つ料理教室。全国各地に約80の教室を展開しており、パンやケーキ、和菓子、クッキングなどさまざまなコースを受講することができます。今回訪れた有楽町教室はオフィス街という土地柄から、都内近郊から日中のクラスに通う方、お仕事帰りに夜のクラスを受講する方、休日限定で通う方も多いのだとか。
今回は、ワンコインで参加できる体験レッスンの中でも1番人気だという、パンづくりに挑戦します!
ワンコインで試せる、体験レッスンでパンづくりに挑戦!
この日は、紅茶のメロンパン&ピーカンツイスト作りに挑戦しました。教えてくださったのは、有楽町教室の柴田めぐみさん。筆者を含めて8名の参加者が、2時間で2種類のパンを作ります。
材料はあらかじめ計量して準備されているため、すぐに作業を始めることができます。
半量の強力粉と砂糖、ドライイースト、ぬるま湯、全卵をこね杓子でぐるぐると混ぜます。とろろのような状態になったら、もう半量の強力粉と塩、スキムミルクを加えて混ぜてたたき捏ね。先生のようにうまくできず、参加者一同苦戦したものの、コツを伺いながら何度も繰り返すことで、だんだんと生地がまとまっていきます。無塩バターを加え、再びたたき捏ねをおこないました。
ぬるま湯を入れたボウルの上に生地を入れたボウルを浮かべ、ラップを張って一次発酵をおこないます。
発酵の時間を利用して、メロンパンのトッピング作り。ホイッパーで室温に戻したバターを混ぜ、砂糖、卵、熱湯で蒸らした紅茶、薄力粉とベーキングパウダーの順に加え、最後はヘラで混ぜます。2個に分けてバットに入れ、冷蔵庫に入れておきます。
そうこうしている間に、一次発酵が完了! 生地が2回りくらい大きくなりました。4等分にして、キャンバス生地の上でひとつずつ成型していきます。
レーズン大に砕いたピーカンナッツを加え、細長くして切れ目を入れ、ツイストします。「ナッツが出てきちゃった!」「難しい!」といった声があちこちから聞こえてきましたが、各々、何とか形にしていきました。
メロンパンは、冷やしておいたクッキー生地にグラニュー糖をつけながら丸くし、生地にかぶせます。この時点では、下の生地に対してクッキー生地が大きく、ややアンバランスな印象ですが、果たしてどのような仕上がりになるのでしょうか?
もう一度発酵させ、メロンパンにさらにグラニュー糖をふりかけ、ピーカンツイストは卵で照りをつけて、いよいよオーブンへ! 180度で12分ほど焼けば完成です!
いよいよ、パンが完成! その仕上がりとお味は?
紅茶のメロンパンはクッキー生地を薄くのばし過ぎて少し割れてしまいましたが、ほどよく生地が膨らみ、見本と遜色のない形に仕上がりました。焼き立てをちぎって食べてみると、メロンパンは外側がパリッ、ザクッ、中はふんわりとやわらかで食感のコントラストが絶妙! ピーカンツイストは小麦の味をしっかりと味わえて、噛むごとにしみじみと美味しさを感じました。参加した他の皆さんも一様に、「美味しいね」とにっこり。残ったパンは持ち帰ることができます。
初心者でも気軽に参加できる! 「ホームメイドクッキング」の特徴は?
2種類の美味しいパンづくりができて、体験レッスンは大満足の2時間でした。これは是非とも、家で再現できるようになりたいところ。ホームメイドクッキングでレッスンを受ければ、家でも美味しいパンを焼けるようになるのでしょうか? 有楽町教室の柴田さんに、ホームメイドクッキングのパンコースの特徴をうかがいました。
美味しさの秘密は、安全・安心の食材と独自の製法にあり!
先ほど試食したパンがとても美味しかった理由のひとつは、パンの主原料である小麦粉にあるようです。
柴田さん:
日本で消費されている小麦粉の約9割は海外からの輸入品ですが、ホームメイドクッキングでは北海道産の小麦粉を数種類合わせたオリジナルブレンド粉にこだわっています。パンが美味しく焼きあがるように考えて配合しているため味には自信がありますし、安全・安心です。
主食やおやつとして、お子様に安全なパンを食べさせたい方や、アレルギー体質で食材に制限がある方からも喜ばれているという話にも頷けます。
また、ホームメイドクッキングならではの製法により、短時間で美味しいパンを作ることができるそう。
柴田さん:
ホームメイドクッキングでは、材料を3回に分けて混ぜ合わせることで、グルテンの生成を促して発酵を促進。穴の開いたオリジナルのこね杓子で混ぜることで空気を取り込み、さらに発酵がスムーズに。また、余分な力が抜け、少ない力で材料を混ぜることができます。粘りが出るまでしっかり混ぜやすいから、イーストが元気になるのです。オリジナルの製法により、初心者の方でも家で失敗なく再現しやすいように工夫しています。教室では、温度・湿度を一定に保てる発酵器や火力が強いガスオーブンを使用しているため、より美味しく仕上がります。もちろん、発酵器やガスオーブンがなくても美味しく焼けるように、家庭で作りやすい方法もお教えします。
ベーシックコースを受講すれば、家でパンづくりが楽しめるようになる!
どんなに教室で美味しいパンが焼けても、環境が異なる家でも、美味しく焼くことはできるのでしょうか?
柴田さん:
ホームメイドクッキングのパンコースでは、生徒さんそれぞれに材料を用意。粉を合わせる作業から、自分の分は自分で作業をしていただきます。生地作りから成型、焼成までご自身で体験していただけるため、パンづくりを身に着けやすいのではないでしょうか。パンづくりが初めての方でも、ベーシックコースを終えたころには家でパンが焼けるようになっているはずです。
また、1度に2種類のパンを焼けることも特徴。今回の体験のような手ごねと、機械ごねを組み合わせることで、時間内に様々な成型を学べます。
ベーシックコースでは、パンづくりの工程を中心として、器具の使い方や食材の特徴など、パンの基礎を学べるそうです。加えて、季節感を意識した単発講座も毎月開催されているのだとか。
柴田さん:
例えば、10月ならハロウィン、11月からはクリスマスなど、季節のイベントを意識した単発講座を多数開催しています。ベーシックコースを習いながら、チケットを購入して季節のメニューを受けることも可能です。
「普段はパンコースを受講しているけれども、誕生日用にケーキを作りたいな」と思えば、1回分のチケットを購入してケーキのレッスンを受けることもできるとのこと。これは便利なシステムですね!
さまざまなレベルの人が、あらゆる用途でレッスンを受講。可能性が広がる!
ホームメイドクッキングでレッスンを受ける人々は、初心者から資格の取得を目指す方までさまざま。
柴田さん:
今まで1度もパンを焼いたことがない方がたくさんいらっしゃる一方で、フードコーディネーターの方や、製菓学校の卒業生が習いに来ることも少なくありません。「家でパンが焼きたい」というシンプルなご要望はもちろん、「ホームメイドクッキングの講師になりたい」「自宅でパン教室を開きたい」「レストランで出すパンも手作りしたい」など、目標はさまざま。たくさんの卒業生が、夢を実現しています。
有楽町教室には、パンづくりを学ぶために海外から訪れる外国人の方も多いと言いますから、驚きです。
また、意外な目的でレッスンに訪れる人もいるのだとか。
柴田さん:
仕事仲間と飲み会へ行く代わりに、グループでレッスンを受講するケースもあります。1回完結で和気あいあいと作業をしていただきます。
チームビルディング(仲間と一丸となって目的達成を目指すこと)を目的とした、企業からのご依頼もあります。座学の研修では得られない学びがあると好評です。
「まずは1度、パン屋さんでもなかなか味わえない、焼いたばかりのパンがいかにおいしいか知っていただきたい。『焼き立て以上の焼き立て』を、是非体験して下さい!」と柴田さん。「パン屋さんで売っているようなパンを家で焼けるようになりたい」「無添加で安全なパンを食べたい」と考えている方は、まずは体験レッスンから始めてみてはいかがでしょうか?
取材協力:ホームメイドクッキング
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