本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
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【本当に住みやすい街大賞2017 第8位「千葉ニュータウン中央」】
総合評価3.76点 | ||
<審査基準> | 発展性 | 4.0点 |
住環境 | 4.6点 | |
交通の利便性 | 2.3点 | |
コストパフォーマンス | 4.3点 | |
教育・文化環境 | 3.6点 |
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千葉ニュータウン中央ってどんな街?
成田空港まで直通24分、都心方面へもアクセスしやすい「千葉ニュータウン中央」。駅前にはイオンモールのほか、ファッションや雑貨の専門店、映画館、スポーツジムなどの商業施設が充実しています。しばらく歩くと並木道や公園があり、散歩しても飽きない街並みが広がっています。
【街の声】
「小さい子どもを持つファミリーが多く、街が若々しい雰囲気です。イオンなどの商業施設も充実していて暮らしやすい。公園も多く、親子で遊ぶ環境が整っています」(40代・男性)
「北総線の電車賃が高いところはマイナスポイントですが、治安も良くて住みやすい街です。ひとり暮らしというよりは、ファミリー層や老後を迎えた夫婦が多い印象です」(30代・女性)
【住環境:4.6点】公園や街路樹など自然が豊か。計画的な街づくりを醸成
大型商業施設が充実し、緑が多い良好な住環境にありながらも都市インフラが整っている暮らしやすい街です。駅から徒歩13分の県立北総花の丘公園には、「花と緑の文化館」や芝生広場、修景池などがあり、ニュータウンの文化と憩いの中心に。
駅周辺は「印西市歩行喫煙・ポイ捨て等防止条例」の重点区域で、都市景観の維持に力を入れています。街路樹などの自然も豊富で、計画的な街づくりによる良好な住環境が醸成されているといえるでしょう。
【街の声】
「自然がいっぱいで、買い物も便利。両方揃っている場所はなかなかないと思います」(30代・女性)
「おすすめスポットは北総花の丘公園です。四季折々の花を楽しむことができ、自然が豊か。お弁当を持って子どもとピクニックに出かけるにはもってこいの場所です」(50代・男性)
【交通の利便性:2.3点】都心へのアクセスは意外と良好。ただし電車賃が高いのがネック
北総鉄道の北総線と、京成電鉄の成田空港線(成田スカイアクセス線)が利用可能。成田空港へは直通24分とアクセスの良い立地です。 また日本橋へは最短で約40分、上野へは約1時間と、東京方面へも通勤通学圏内にあります。都心に通勤する住民のみならず、空港関連で勤務している人も多く居住しています。
ただし、ネックとなるのが電車の運賃。当初から「非常に高い」と言われており、夫婦共働きで子どもが電車通学する場合、交通費の負担が大きくなってしまうデメリットがあります。
【街の声】
「都心へのアクセスには困らないですが、とにかく電車賃が高くて家計の負担に」(30代・女性)
「東京への電車賃は片道1,000円以上かかります。サラリーマンで会社から交通費が支給されていれば問題ないが、子どもの通学定期代は覚悟が必要」(50代・男性)
【教育・文化環境:3.6点】地域全体で子育て支援。「優良中学校」に選ばれた学校も
教育環境としては、2つの大学を誘致したほか、周辺には白井市立桜台小学校・中学校、印西市立木刈小学校・中学校があります。「優良中学校」に選ばれている学校もあるなど、公立小中学校の評判も良く環境は整っています。
千葉ニュータウン内の白井市は待機児童ゼロとなっており、地域全体で子育て支援を行う体制を敷いています。歩道も整備されており、安心して子育てできる環境です。
広い構内を持つ千葉ニュータウン中央駅では、毎年春に「ほくそう花祭り」が開催されるなど、イベントスペースとしても利用されています。
【街の声】
「先進的な教育に取り組む学校が多い印象。子育て支援施設も充実しています。街自体がゆったりしているため、子どもをのびのびと育てられる雰囲気があります」(40代・男性)
【コストパフォーマンス:4.3点】お値打ち感のある価格帯。駅から離れた場所なら、ゆとりのある物件も
新築マンションの平均価格は、周辺エリアが2,000万円台であるのに対し3,000万円台半ばとなっています。大型施設がある駅前立地ならば、周辺の一戸建てよりもマンションの方が高い傾向にあります。
また新築戸建ては、徒歩20分以上かかる物件で2,000万円台半ばが中心価格帯。
全体的に、コストパフォーマンスは比較的良いといえるレベルでしょう。
【発展性:4.0点】駅のある印西市は「住みよさランキング」6年連続1位 人口も増加傾向に
駅周辺には大型商業施設やオフィスが多く、印西市の経済・産業の中心地となっています。1991年にダイエー千葉ニュータウン店が出店したのを皮切りに、アルカサール、イオン、イオンモール千葉ニュータウンなどが相次いで開業しました。
駅がある千葉県印西市は、東洋経済新報社が全国の都市を対象に公表している「住みよさランキング」で6年連続1位を獲得。人口・世帯数ともに増加傾向にあります。
幅が広い街路樹付きの歩道は、車いすでの通行も支障なし。先進の街づくりが行われていることは間違いありません。
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>本ランキングに関するメディア掲載・取材に関するお問い合わせはこちら (最終更新日:2022.06.21)