【本当に住みやすい街大賞2017】第7位 大泉学園:閑静で治安も良い、住環境◎の街

本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。

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【本当に住みやすい街大賞2017 第7位「大泉学園」】

総合評価3.82点
<審査基準>  発展性  3.3点
 住環境  4.6点
 交通の利便性  3.6点
 コストパフォーマンス  3.3点
 教育・文化環境  4.3点

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大泉学園ってどんな街?

大泉学園駅は池袋駅から西武池袋線で17分の場所に位置しており、1日当たりの乗降客数が約8万人と練馬区内でも乗降客数の多い駅。2015年4月には駅前に「大泉アニメゲート」がオープン。練馬区にゆかりのあるキャラクターのシンボルモニュメントが設置され、アニメファンの新しい名所になっています。

アニメファンに人気の通りである「大泉アニメゲート」。
日本屈指の映像製作所である「東映東京撮影所」も大泉学園駅が最寄り駅。数々の名作映画がこの場所で誕生してきました。
駅前にあるグランエミオ大泉学園。カフェ、本屋、服屋、食品売り場などが収容されています。
「アニメゲート」だけでなく、マンガにゆかりのある場所も。大泉学園には、バーテンダーが主人公のマンガ『BAR レモン・ハート』と同名のバーが存在。原作者である古谷三敏さんがオーナーを務めています。地元民だけでなく、マンガのファンからも愛されている店です。

【街の声】

「北口はマンションが建てられていて若者が多く、南口は一軒家がずーっと残っており年配の方が多いですね。トータル的に見ると、年齢層は高いです。一度越してくると、住み続ける人が多い街ですね」(70代・男性)

【発展性:3.3点】近年大がかりな発展はないものの、落ち着いた街の魅力を持ち続けている

スーパーや飲食店、携帯ショップ等が収容された再開発ビル「ゆめりあ」は地元の人に愛されるスポットです。平成27年3月には北口駅前広場、周辺道路、再開発ビル「リズモ大泉学園」を整備するため再開発が行われ、利便性も向上。大きな発展はないものの、変わらない魅力を持ち続ける街です。

【街の声】

「2年前に駅周辺が整備され、街並みもキレイになったと感じます。再開発にはおおむね満足ですね」(40代・女性)

「昔は空き地が多かったけど、今はその場所にマンションや一戸建てが建っている。住民も少しずつ増えてきている印象です」(70代・男性)

【交通の利便性:3.6点】池袋・渋谷・新宿三丁目駅に直通。バスを利用すれば吉祥寺へも一本

西武池袋線の駅であり、東京メトロ有楽町線、同副都心線直通電車が利用可能。池袋駅へ17分で行け、新宿三丁目、渋谷や元町・中華街駅へダイレクトアクセスができます。バスを利用すれば吉祥寺や西荻窪に一本で到着。また、池袋駅を終電後に発車する小手指駅行きの深夜急行バスが停車するため、帰宅が遅くなっても安心です。

【街の声】

「都内の移動で困ることはないですね。大泉ICが近くにあるので、車移動も便利に感じます」(30代・男性)

【教育・文化環境:4.3点】駅周辺に進学校・塾が多数。東映撮影所もあり、アニメの街の一面も

大泉学園駅周辺エリアには東京学芸大学附属大泉小学校や東京都立大泉高等学校附属中学校などの進学校が多くあり、あの学校に子どもを入れたいと、移住してくるご家族も多いとのこと。東映撮影所がある街でもあり、アニメの街をうたう練馬区の中でも最大のスポットです。

【街の声】

「駅周辺に塾もたくさんあって、教育環境には困りません。子どもが小さい時は自転車で大泉中央公園まで行き、よく一緒に遊んでいました」(40代・女性)

【住環境:4.6点】大正時代に開発が行われ、現在も良好な住環境

大正時代に大泉学園都市として開発が行われたエリアで、良好な住環境が残っています。閑静な街で、治安も良い傾向。駅付近にスーパーや銀行もあり、日常生活は駅前で事足ります。駅から少し歩くと映画館もあり、都内と比べゆったり見られると地元の人から人気です。

【街の声】

「50年住んでいるけど、事件らしい事件は起きてないね。治安がいいから多くの爺さん婆さんが住み続けているんじゃないかな」(80代・男性)

「塾帰りで22時過ぎになることもありますが、危険な目にあったことは一度もないです。駅前で酔っ払って騒ぐ人もいませんし、安全な街だと思います」(10代・女性)

【コストパフォーマンス:3.3点】住宅は依然として人気があり、価格はやや高め。コスパに見合うという声も

大泉学園駅の新築マンションの坪単価は、282万円前後。東高円寺や東陽町、押上などとほぼ同じ価格です。物件の平均価格では6,000万円台を超えます。

新築分譲物件は少ないため、希に出る新築マンションや分譲一戸建ては価格が高くなる傾向にあります。同沿線上にある都下エリアに比べると、やや高めではありますが、良好な住環境を考えるとコスパも悪くはないといえるでしょう。

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(最終更新日:2022.06.21)
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