本当に住みやすい街大賞とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
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【本当に住みやすい街大賞2017 第1位「南阿佐ヶ谷」】
総合評価4.58点 | ||
<審査基準> | 発展性 | 4.3点 |
住環境 | 5.0点 | |
交通の利便性 | 5.0点 | |
コストパフォーマンス | 3.6点 | |
教育・文化環境 | 5.0点 |
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南阿佐ヶ谷ってどんな街?
JR中央線・阿佐ヶ谷駅から徒歩10分に位置する「南阿佐ヶ谷」。実質2路線が利用でき、新宿まで約10分のアクセス良好な駅です。 また、南阿佐ヶ谷がある杉並区の緑被率は22.2%と東京23区内で第3位(平成24年)。杉並区という名の通り、緑豊かなエリアで知られています。桜の名所でもある善福寺川緑地にも近く、自然が多く残った住環境です。
夏には七夕祭り、秋から冬にかけては「阿佐ヶ谷ジャズストリート」という町を挙げてのイベントがあり、商店街や駅前のあちこちでジャズの生演奏が行われます。利便性や住環境の面だけでなく、地域に根ざしたイベントも活発な点は、ファミリーにとってとくに暮らしやすい街だといえるでしょう。
【街の声】
「南阿佐ヶ谷は20~30代の男女が多い印象ですね。劇場があるので俳優や芸人の方もよく見かけ、夢追い人が多い街でもあります」(20代・男性)
「15年ほど前に引っ越してきましたが、年配の人にも優しい街。駅を出てすぐ杉並警察署があり、安心して生活できます」(70代・男性)
【発展性:4.3点】2017年、新たな商業施設がオープン。今後も発展に期待か
阿佐ヶ谷の住宅は、供給量が少ないのが現状です。
2009年に東京都から都市計画が発表され、住居や商業施設の整備が期待されていました。南阿佐ヶ谷駅近くに位置していた1958年竣工の旧阿佐ヶ谷住宅も、新たに野村不動産企画により「プラウドシティ阿佐ヶ谷」として新たに誕生しています。同プロジェクトは、緑・人・地域をひらく街づくりとして、グッドデザイン賞も受けるほど。
2017年7月には阿佐ヶ谷駅に「ビーンズ阿佐ヶ谷」がオープン。既存の「阿佐ヶ谷ダイヤ街、ディラ阿佐ヶ谷」に加え新規商業施設が開業し、より魅力ある高架下に生まれ変わりました。
【街の声】
「阿佐ヶ谷の発展に伴って南阿佐ヶ谷も活気づいていきます。自然を残しつつ、さらに発展していってほしいですね」(70代・男性)
【交通の利便性:5.0点】実質2路線の利用ができ、都内での利便性はピカイチ
東京メトロ丸ノ内線とJR中央線(阿佐ヶ谷駅)の2路線2駅が徒歩圏にあります。南阿佐ヶ谷駅から新宿まで約10分、東京駅や銀座駅までもダイレクトでアクセス可能。電車でカバーできないエリアは南北にバスが走っているので、利便性は申し分ありません。
【街の声】
「都内なら24時過ぎでも終電があります。新宿からならタクシーで帰れる値段ですし、終電を逃したとしても安心です」(30代・男性)
「住宅街を抜ければ青梅街道・環八・五日市街道にも出られます。首都高にもすぐ行けるので、車での移動もスムーズですね」(40代・女性)
【教育・文化環境:5.0点】子育て環境も申し分なし。中央線特有の文化的な街でもある
杉並区は子育てしやすい環境が整っています。待機児童数が少なく、幼稚園や保育園が揃っています。未就学児家庭には子育て応援券が発行される制度もあり、親子のイベントなどに参加するときも便利です。
個別指導塾もいくつか存在するので、教育環境も整っています。また、交通のアクセスが良いので、電車を利用しての塾通いはもちろん、通学面でも安心なのでは。
年間を通してイベントが開催され、小劇場も多く、JR中央線沿線の街に受け継がれる文化的な雰囲気もあります。落ち着いた環境で子育てをするには最適でしょう。
【街の声】
「区役所が南阿佐ヶ谷駅からすぐ。子どもの手続きなどで利用する機会が多いので何かと便利です」(30代・女性)
【住環境:5.0点】駅を出たら区役所と警察署。自然環境も良好
南阿佐ヶ谷駅からすぐの場所に杉並区役所、向かい側には杉並警察署があり、治安面の安心度も高め。スーパーや昔ながらの商店も多く、日常の買い物には全く困りません。
また、周囲の自然環境が良好なのも大きなポイント。中杉通り沿いにあるケヤキ並木では、美しい景観が広がっています。さらに、善福寺川沿いまで行けば、セグロセキレイやハクセキレイといった鳥たちの姿が見ることも。
利便性と自然豊かな環境の両面をもっているのが、南阿佐ヶ谷の住みやすさの特長といえるでしょう。
【街の声】
「善福寺川沿いはランニングスポットとしても有名で、気晴らしによく走っています。善福寺緑地もあり、都内の利便性もありながら、自然を存分に楽しめる街です」(20代・男性)
【コストパフォーマンス:3.6点】人気が高まり価格は上昇傾向。街の声では「高い価格に見合う」という声も
マンションの平均坪単価は354万円前後。平均価格は8,000万円台前半から半ば。新築戸建ては億を超えるものもありますが、6,000万円前後の物件も多く確認されています。
3年以上前は23区内の穴場的存在でしたが、利便性と住宅価格の割安さに気づく人が増えて住宅価格が上昇しました。街の声では「高い価格に見合う」という声もあり、満足度は高い人が多い印象。利便性をはじめ、教育や住環境の良さも兼ね備えている南阿佐ヶ谷。1位にランクインするのも納得できるかもしれません。
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>本ランキングに関するメディア掲載・取材に関するお問い合わせはこちら (最終更新日:2022.06.21)