成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントは、8月7日の『パートナーの日』を前に「男性にとっての理想の夫、女性にとっての理想の妻」をテーマにアンケート調査を実施した。調査対象は25~39歳の男女2,200人。果たして20~30代の男女は家庭での夫と妻の役割分担をどう考えているのだろうか。
男性にとっての理想の夫とは?家計を維持できる収入を稼ぎ(55.3%)、休日には子供と遊ぶ(44.3%)
まず、男性から見た「理想の夫」像と、女性から見た「理想の夫」像を比較したところ、男女ともに「家計を維持できる収入を稼ぐ」がトップ(男性:55.3%、女性:80.7%)となった。2位以降は「子供と休日に遊ぶ」「子供の日常の世話をする」「子供の学校や習い事の面倒を見る」が続いた。
理想に対して現実の評価はどうなっているのかを、「結婚している」と回答した男性416人に自身の評価について、また「結婚している」と回答した女性540人に夫の評価について回答してもらい、結果を比較した。1位から3位の順位は変わらなかったが、理想で4位だった「子供の学校や習い事の面倒をみる」は8位と大きく順位を下げた。
女性にとっての理想の妻とは?毎日おいしい食事を作って(74.9%)、家をきれいにしている(70.4%)
次に女性から見た「理想の妻」像を、男性から見た「理想の妻」像と比較した。男女とも「毎日おいしい食事を作る」(女性:74.9%、男性:49.5%)が最も多く、2位以降は「いつも家の中をきれいに片付けている」、「子供の日常の世話をする」が続いた。こちらも理想と現実の評価を比較すると、女性の自分自身の評価では「子供の日常の世話をする」がトップだったが、男性の回答では「毎日おいしい食事を作る」を評価する人の方が多かった。
女性の3人に1人は、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」のが理想と考えている
また、理想とする夫や妻の役割分担について、既婚者はどう考えているのかを聞くと、男女ともに「夫婦共働きで、家事育児もできるだけ対等に分担する」が44.4%でトップ。2位は男女ともに「夫は外で働き、妻は家庭を守る」となっている。
夫が専業主夫になってもいい? 女性の4人に1人が「そう思わない」
さらに、夫と妻の役割分担について、既婚者に質問をしたところ、「家計が維持できれば夫が仕事を辞めて専業主夫になっても良い」との質問に対して「(どちらかといえば)そう思う」と答えた人は男性51.5%、女性49.6%。「(どちらかといえば)そう思わない」と回答した人は男性17.1%、女性25.2%だった。また、「妻のほうが年収が高い場合は夫が家事育児を負担する方が良い」「妻も夫と同等に自分自身のキャリアや社会的地位を持ったほうが良い」などの質問に対し、いずれも「そう思う」が「そう思わない」を上回る結果になった。
「夫の方が妻よりも年収が高いのが普通」だと思っている女性は62.6%
「共働きでも夫の方が年収が高いのは一般的だと思う」という質問に、「(どちらかといえば)そう思う」と回答した男性は47.0%だったのに対し、女性は62.6%。このほか「料理や掃除は女性の方が向いているので主に妻が担当した方が良い」「共働きでも子供が熱を出したら妻が仕事を休んだ方が良い」など、家事や育児は女性の仕事であるとする考え方は、どの質問についても男性より女性の方が「そう思う」と答える傾向にあることがわかった。
■調査概要
<調査【1】>
・調査期間:2017年7月7日~10日
・調査対象:25~39歳の男女2,200人
<調査【2】>
・調査期間:2017年7月12日
・調査対象:調査【1】で結婚していると回答した男女のうち540人
・調査方法:【1】【2】ともインターネット調査
ニュース参照元:PR TIMES
(最終更新日:2019.10.05)