全国47都道府県の石材会社や石材関連会社が所属する石材業界唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合(全石協)」は、お盆の行事に関するアンケートを実施。調査結果をまとめて公表した。
お盆の行事に何をしますか?
「お盆の行事に何をするか」という質問では、お盆行事をしない人を除く計1,582人中69%が「お墓参りをする」と回答。「盆棚(精霊棚を飾る)」が22.4%、「迎え火・送り火・精霊流し(いずれか)をする」と回答した人は15.1%となった。
お盆の行事は何月に行いますか?
お盆の時期は地域によって異なるとされるが、「お盆の行事を何月にするか」という質問に対して、全国的には70.5%が「8月」、20.4%が「7月」と回答。地域別で見ると、近畿・中国四国・九州では80%以上が8月に行い、比較的7月の割合が多い地域は関東が約30%、北陸甲信越で約25%となっている。関東地域の1都3県で見たところ、東京都は7月と8月がほぼ同じ割合となり、神奈川県では32.1%が7月、58.8%が8月に行っている。
お盆の行事を行いますか?
また、お盆の行事をするか否かの比率を見ると、自身の宗教を認識している人は、宗教の種類に関わらず約70%がお盆の行事を行い、宗教が不明・わからないという人の約90%は、お盆行事を行わない結果となった。また、無宗教と回答した人は、宗教の有無とは別に45%が先祖の供養は行っていると回答した。
このような結果から、日本人が最も多く行うお盆の行事は「お墓参り」であることが分かった。お盆特有の盆棚の飾りつけ、送り火・迎え火などは行わなくても、「お墓参り」はおそろかにしない傾向が浮き彫りになり、お墓に対する想いや重要性を強く認識していることが伺えた。
【調査対象】全国の40代以上の男女
【調査方法】インターネット
【調査期間】2017年6月1日~11日
【サンプル数】4,019名
ニュース参照元:PR TIMES
(最終更新日:2019.10.05)