野村不動産アーバンネット株式会社では、1月・4月・7月・10月の年4回、「野村不動産アーバンネット価格動向調査」を実施。公的な土地評価指標である「公示地価」や「路線価」よりも新鮮でタイムリーな価格動向を伝えている。今回は、2017年7月1日時点の「住宅地価格動向」「中古マンション価格動向」の調査結果を発表した。
住宅地価格のエリア平均の変動率は0.2%プラス
4-6月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均で前回同様、0.2%のプラスとなった。 四半期比較で「値上がり」を示した地点が13.3%(前回10.1%)、「横ばい」が78.5%(前回82.9%)、「値下がり」が8.2%(前回7.0%)となり、値上がり地点も値下がり地点も増加、横ばい地点は減少した。エリア別の平均変動率は、東京都下と埼玉でプラス、それ以外のエリアはマイナスとなった。
中古マンション価格のエリア平均の変動率は0.1%プラス
4-6月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で前回同様、0.1%のプラスとなった。 四半期比較で「値上がり」を示した地点が15.5%(前回11.7%)、「横ばい」が74.9%(前回81.3%)、「値下がり」が9.6%(前回7.1%)と「住宅地価格」と同じ値動きを見せ、値上がり地点と値下がり地点が増加、横ばい地点が減少した。エリア別の平均変動率では、東京都区部と埼玉でプラス、それ以外のエリアはマイナスとなった。
【調査期間】2017年4~6月期
【調査人数】4,196名(男性:242名 女性:3,954名)
【調査エリア】調査対象の所在毎に、東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の5つに分類
【調査方法】「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定