ペットの健康にまつわる様々な調査・研究を行う機関、Fanimal(ファニマル)総研が、犬を飼っている20代・30代の男女を対象に「ライフスタイルの変化に関する調査」を実施。最もメジャーなペットである「犬」を飼っている人を対象に、犬を飼うことによるライフスタイルの変化を調査した。
犬を飼うことで毎朝散歩に行く習慣がつき、起床時間も早くなる傾向
犬を飼い始めてから、生活や価値観が変化したかどうか尋ねたところ、約9割が「変化した」「やや変化した」という結果に。具体的には生活習慣の変化が挙げられ、6割近くの人が「早寝早起きになった」と回答。
平均起床時間の平均が、平日で30分、休日は41分早くなり、特に20代女性は休日の起床時間が65分も早くなっていることが分かった。
また、全体の約43%が「スマホでゲームやSNSを利用する時間が減った」と回答しており、犬を飼うことで家にいる時間の使い方にも変化が現れているようだ。
犬を飼うことで自炊頻度が増え、運動量が増加。整理整頓も心掛けるように!
食生活については、男性の53.5%、女性の39.5%が「自炊の頻度が増えた」と回答。「犬と一緒にご飯を食べたい」「犬のご飯も手づくりしたい」といった理由を挙げた人が多かった。
また、全体の70%以上が「運動量が増えた」と答えており、犬の散歩が、飼い主の運動習慣にも良い影響を与えているようだ。さらに、犬を飼う事によって、全体の半数以上の人が「整理整頓を心がけるようになった」と回答。中でも男性は6割以上と、整理整頓に対する意識の向上が見られた。
愛犬とのふれあいがコミュニケーション能力やメンタル面、価値観にも影響
犬を飼うことでマインドにも変化があるようで、約6割が「家族間のコミュニケーションが活発になった」と回答。約45%が「初対面の人と気軽に話せるようになった」と答えており、犬を通して新しい友達ができたという人は全体の48.3%にのぼる。「犬の散歩で出会って、恋人ができた」というエピソードも複数寄せられた。また、半数以上が犬を飼い始めてから「ストレスがたまりにくくなった」と回答。「孤独を感じなくなった」人も多く、精神面にもポジティブな作用があるようだ。
さらに、全体の52.6%が「ワークライフバランスを重視するようになった」と答えており、犬と一緒にいる時間を大切にしたい思いが価値観にも変化をもたらしているようだ。
【調査期間】2017年5月25日~5月29日
【調査対象】現在犬を飼っており、主体的に世話をしている20代・30代の男女(全国)
【有効回答数】400人(世代 ✕ 性別 各100人ずつ)
【調査方法】インターネット調査
ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:株式会社Fanimal