株式会社エイチーム引越し侍は、同社が運営する引越比較サイト「引越し侍」を利用してこの春に引越しを行った人を対象に「生活の満足度」に関するアンケートを実施した。
「現在の生活の満足度」は90%
現在の生活の満足度については、「非常に満足している」36%、「やや満足している」54%で、「満足」という回答が合計で90%という結果となった。
国民生活に関する世論調査
これは内閣府が発表した「国民生活に関する世論調査(平成28年7月)」と比べて約1.3倍も高い割合となっている。
年代別の「現在の生活の満足度」は30代が最も高い
年代別に「生活の満足度」を見ると、10代から30代までは満足度が高くなっていき、30代で全年代の最高値である45.2%に達すると、それ以降は低下していく結果となった。
「30代の引越し理由」1位は「転勤・転職・退職」
30代の引越しの理由を見ると、1位「転勤・転職・退職」、2位「家を購入・建て替え・リフォーム」、3位「結婚・同棲」で、結婚・出産・住宅購入など、ライフイベントを迎える人が多く、ポジティブな理由の引越しが多いため、満足度が高いと考えられる。
年収別に満足度を見ると、「非常に満足している」割合が最も高いのは「年収500万円以下」となった。また、満足度別の預貯金額を見ると、「非常に満足している」と答えた人の預貯金額が最も多い結果ではあったが、「満足していない」人の預貯金額は「非常に満足している」に次いで多く、預貯金額の多さと満足度の高さは必ずしも連動しないことが分かった。
引越しによる家賃の増減
最後に引っ越し前後の家賃の比較をしたところ、「非常に満足している」「やや満足している」と答えた人の2人に1人が引越後に家賃が上がっていることが分かった。立地・建物の設備や築年数など、より高い家賃を支払えば好条件の住居に住むことができるので、住居の条件が良くなることが「生活の満足度」を向上させる一つの要素であると言えそうだ。
【調査エリア】全国
【調査方法】「引越し侍」をご利用し、実際に引越しを行った方を対象にインターネットアンケートを実施
【調査期間】2017年3月
【サンプル数】2,297件
ニュース参照元:PR TIMES
ニュース情報元:引越し侍アンケート結果