誰もが生活をしていく中でお金を貯めることは大事だと考えていることですが、銀行預金の低金利が続く中、銀行にお金を預けるだけではなかなか増えにくいと感じることもあります。そこで効率的に資産を増やすための運用方法を考えてみるものの、リスクなどが気になりなかなか始めることが出来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は全国100人の方に、これから始めてみたい資産運用の方法についてアンケートを実施しました。ぜひ参考にして資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
これから始めてみたい資産運用の方法は何ですか?
【回答数】
銀行預金:26
FX投資:22
株式(上場株式):20
投資信託:13
国債:6
外貨預金:6
先物・オプション取引:4
REIT:2
ETF:1
資産運用は堅実に!「銀行預金」を選ぶそのワケとは
アンケートの結果、僅かな差ではありますが銀行預金との回答が最も多い結果となりました。
【銀行預金】
・リスクが伴わないものが良いので、あまり増える見込みはなくても銀行預金で良い。(30代/女性/専業主婦)
・どうしても元本割れなどのリスクを考えると、安全な銀行預金が無難だと思うから。(40代/女性/専業主婦)
・株式も試してみたいが、主力はあくまで元本保証で安心な定期預金。(40代/男性/正社員)
・やはり基準としては、なによりも元本の安全第一だから。(20代/女性/正社員)
・父親が銀行員で、小さい頃から『株や国債には手を出すな。貯めたければ働け』と言われて育った。三年満期の定期預金で十分。(40代/女性/専業主婦)
・地味だけど、これが一番確実な方法だと思う。預貯金用の口座を用意しておくと便利。(50代/女性/個人事業主)
・まずは稼いで、普通預金の残高のみを増やしたいです。最低限の衣食住が足りていれば十分です。(40代/女性/個人事業主)
株や為替などといった、資金を減らしてしまう可能性のあるものに対するリスクを懸念している方が多いようです。銀行預金では、株などのように大きく資金を増やすことは難しいですが、確実に利息でお金を得ることができる方法です。自分の持っている資金が減ることと比較すると、増える額が少しでも良いからリスクは取らず、堅実に資産運用したいという気持ちの表れではないでしょうか。
気軽に始められそうなものが人気!それでもリスクは取りたくない
銀行預金以外に人気なのは、FX投資、株式(上場株式)、投資信託、国債、外貨預金、先物・オプション取引、REIT、ETFという順番になりました。
【FX投資】
・話題になっていたことと、少ない投資で始められると思ったから。為替を理解すれば、継続していけそうだとも感じた。(30代/男性/正社員)
・FX投資で小銭を貯めて、優待券狙いの株式の運用をしていきたい。(50代/女性/パート・アルバイト)
・少ない時間で結果を得られそうな感じがするから。しかしリスクが多くバックが少ないのが悩むポイント。(40代/男性/正社員)
・少額の資金で始められ、なおかつノウハウやツールを使って稼ぐことができるので非常に高確率で勝ちやすいと思うから(30代/男性/パート・アルバイト)
・昔に比べ、取引手数料が安くなったし、24時間いつでも取引できるのが魅力。(40代/男性/正社員)
・通貨は、円安か円高かの判断でシンプルでわかりやすいので投資がしやすい。(50代/女性/個人事業主)
【株式(上場株式)】
・銀行預金や国債ではあまりに金利が低いので、国内の安定株で確実に利益を得たいと考えています。(40代/男性/正社員)
・低金利時代および年金が今後不透明なため、資産形成としてやってみたいと思っています。(40代/女性/専業主婦)
・定期預金にしても、郵便局の定額預金にしても、金利が低いので、ちょっとリスクはあるけれど、株式がいいと思う。(50代/男性/専業主夫)
・これが一番安全そうだからです。ローリスク、ローリターンでいいです。(40代/男性/個人事業主)
・株取引で運用をしてみたいです。どの株を買うとかはちょっとしたギャンブル要素もあって楽しそう。(30代/男性/正社員)
・FXと違い、手ごろな資金から始められるのに加えて、個人でデータの見方さえ身につければ大きな損に繋がる可能性が低いから。(20代/男性/パート・アルバイト)
【投資信託】
・リスクを少なくできるので、投信積み立てを少額ですがやっている。(40代/男性/正社員)
・NISAを勧められているから。外貨や株式など変動のリスクが大きいものに手は出したくないので、NISAならやってみたいと思っています。(20代/女性/正社員)
・少額から始められるし、通常の預金より多少の利益は得られるけど、リスクも少なそうな気がするから。(40代/女性/正社員)
・あまりリスクは冒したくないし、資産運用にそれほど詳しくないので。投資信託だと、プロの人が運用してくれるというイメージだから。(40代/女性/専業主婦)
・長期運用を目指して、リスクをなるべく避けて、少ないお金でも毎月決まった金額を、投資信託で長期運用をしたい。(50代/女性/専業主婦)
【国債】
・リスクが少なくある程度安心できるので、国債をやってみたいと思う(30代/男性/正社員)
・日本に限らず国債が割りと安定はしていると思うのでチャレンジしたい。(20代/男性/学生)
・1万円から投資ができること、ほとんどの金融機関で買えるのが魅力だから。(30代/女性/専業主婦)
【外貨預金】
・銀行預金は金利が低いし、他の資産運用はよくわからないので外貨預金をやってみたい。為替の変動など簡単にニュースなどからでも情報が得られるから。(50代/女性/専業主婦)
・簡単だし、うまくいけば特に何もしないで成果をあげることが出来そうだから。(30代/女性/専業主婦)
どの資産運用方法を回答した方も、「リスクはあるけれど低リスクと聞いたから」と答えていました。どの運用方法が低リスクなのかは決められるものではありませんが、運用するにしても資金が減ることは避けたいと考えるようです。そのため、少額から始められるとされているものに興味を持つ方が多いようです。すぐに資金が増えなくても、長期的に増えれば良いという株式や積み立てが人気のようです。
リスクは避けたい資金運用! ベストな方法とは
リスクを背負わずして資金運用をすることは困難です。銀行預金であれば銀行自体が倒産するというリスク以外はほとんどないですが、大きく資金を増やすことは望めません。多くの方が投資や外貨預金などに興味はありつつも、やはり資金が減ってしまうリスクを懸念して始めることをためらっている方が多いようです。そうは言っても、資金を増やしたいと思っている方は多く、リスクを取って資産運用をしている方も大勢いらっしゃいます。ご自分に合った資産運用の方法を選択し、できるだけリスクを回避しながら資金を増やしていきたいものですね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年6月9日~23日
■有効回答数:100サンプル
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(最終更新日:2019.10.05)