松戸市は“東京に隣接した子育てしやすい街”として「待機児童対策」を最優先課題として取り組んでおり、平成29年4月、2年連続で国基準の「待機児童ゼロ」を達成。保育園の入所について、第1希望から第3希望のいずれかに入所できた割合は93%、兄弟姉妹で同じ施設に入所している割合は95%といずれも高い数値を示している。
保育の受け皿を大幅に拡大するため、0~2歳児の受け入れを行う小規模保育施設の整備を積極的に進めている。その施設数は千葉県内最多の45で、松戸市内全駅の駅前・駅中に保育移設が整備されていることは千葉県内初の事例。また、松戸市では幼稚園の預かり保育を推進。早朝から夕方まで預かってくれる幼稚園があり、利用の際にかかる預かり保育の費用を松戸市が助成してくれる。これまで保育園しか選択できなかった就労している人でも同程度の負担額で幼稚園の教育を選択できることから、利用者は平成27年度の100名から平成28年度は208名と倍増している。
充実した子育て支援体制も評価が高く、日経DUALが実施した「共働き子育てしやすい街ランキング2016~全国編(東京を除く)」では5位にランクイン。2015年度の9位からランクアップしている。また、今年3月には、ベビー&バースフレンドリー財団主催の「ベビー&バースフレンドリーアワード」でタウン(街部門)のベビー&フレンドリータウン賞を受賞した。
主に0歳から3歳児向けに無料開放されている親子の遊び場「おやこDE広場」や「子育て支援センター」には、市認定の“子育てコーディネーター”が常駐。乳幼児とその保護者が気軽に集える広場で、遊びや交流・友達作りの場として活用しながら、子育てについて気軽に相談できる。また、保育希望者の条件に合った施設の選定や手続きについて相談に乗ってくれる「利用支援コンシェルジュ」を設置。保育施設選びなどの相談であれば、“子育てコーディネーター”と連携することもある。ダブルの相談体制で子育てをバックアップしている。
さらに松戸市は、地域のかかりつけの病院から高度医療を担う大きな総合病院まで医療施設の数が多く、医療体制が充実。その中に、通常医療だけでなく緊急性の高い救急医療を24時間体制で受け入れる3次救急医療機関「救命救急センター」を持つ「松戸市立病院」がある。千葉県内近郊の地域の中核をなす病院として知られており、院内には小児外科、小児脳神経外科、小児心臓血管外科を備え、小児救急も行う「小児医療センター」があるほか、新生児集中治療を行うNICUを有する新生児科や、分娩リスクの高い妊婦への対応が可能な産科を備え、さまざまな疾患に対応可能な「地域周産期母子医療センター」も併設されている。今年12月に「松戸市立総合医療センター」として移転・開院予定。現在着々と建設が進められており、安全・安心で高度な急性期医療の提供と、地域の中核的な病院としての役割に加え、新病院ならではの特徴も兼ね備え、医療の質を高めていく。
松戸市では平成28年度から「松戸市子育て世帯 親元近居・同居住宅取得補助金」を実施。また今年5月には、子育てを積極的に応援する松戸市の取り組みが認められ、千葉県内で初めて、独立行政法人住宅金融支援機構と金利引き下げ協定を締結。松戸市の住宅取得補助金の対象者が「フラット35」を利用する場合、最初の5年間の金利が0.25%引き下げられることとなり、よりお得に住宅を購入できるようになった。
ニュース参照元:PR TIMES
(最終更新日:2019.10.05)