名前・性別 | Yさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代後半 |
職業・業種 | 営業職・放送業 |
雇用形態・年収 | 正社員・700万円 |
家族構成 | 夫婦 |
勤務地・通勤時間 | 東京都豊島区・40分 |
社会人歴・転職回数 | 17年・1回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 7年 |
物件所在地 | 東京都中野区 |
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アクセス | 丸の内線「中野新橋」駅 徒歩10分 |
物件種別・間取り | 新築マンション・2LDK |
購入価格 頭金 |
4,880万円 なし |
住宅ローン | 変動金利(半年型) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月14万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 東京都渋谷区 |
購入前の家賃・間取り | 月10万円 1K |
結婚を機に、住宅購入を考え始めたYさん。当初は中古マンションを中心に検討されていたそうですが、最終的に購入したのはDINKS向けの新築マンションでした。その経緯や住宅ローンについて、始まったばかりの新生活についても語っていただきました。
結婚のタイミングで住宅購入を検討
独身時代は、JR山手線「恵比寿」駅から徒歩10分ほどのマンションで暮らしていました。築30年程度で設備は老朽化していましたが、何よりも便利な立地が魅力。8年ほど住み続けました。ただ、日当たりが良い物件ゆえ、古いサッシでは日差しを遮れず、夏は暑すぎて窓を開けられないこともありましたね。
結婚が決まった段階で、広めのマンションを借りるか、マイホームを購入するかを検討しました。私は地方出身で、大学に入学以来賃貸生活を続けてきたのですが、家賃をいくら払っても自分の資産にはなりません。当初から、どちらかというと購入に気持ちが傾いていましたね。
中古マンションのリノベーションを検討するも…。
始めは、私が勤務する「池袋」にも、妻が勤務する「渋谷」にも通いやすい「副都心線沿線」「最寄り駅から徒歩10分以内」「65平米以上」の中古物件を探していました。予算は、不動産業に従事する友人に声を掛けたり、インターネットで情報収集をしたりすることで相場を把握し、4,000万円程度に設定。夫婦の休みが合う日にまとめていくつかの物件を見学しました。
フルリフォームを前提にチェックしましたが、サッシなどの共有部は手を入れることができません。行く先々で「ザ・昭和」なサッシなどを目にして「4,000万円も払って、夏暑い家には住みたくないな」と感じ始めました。
新築マンションも選択肢に加えた理由
購入対象を中古マンションに絞っていたのは、抑えたコストで利便性が高い立地を求めていたから。また、いつか戸建てが欲しくなるかもしれませんし、実家のある北海道に戻る可能性もゼロではありません。売却の可能性も視野に入れて坪単価を重視すると、中古物件が妥当な選択だと思っていました。
そんな時、当時妻が住んでいた綱島に新築マンションが建ったと知り、軽い気持ちで見学。購入には至りませんでしたが、「新築マンションなら快適に暮らせそうだな」と強く感じました。それ以来は、新築・中古問わず探すようになりました。
DINKS向けの新築マンションを購入
私も妻も、一人暮らしをしているマンションの賃貸契約が3月までだったため、それまでに何としても引っ越しをしたいところ。期限が迫り、焦る気持ちの中で購入を決めたのは、丸の内線/中野新橋駅から徒歩10分、DINKS向けの新築マンションでした。
想定よりも少々狭いのですが、無垢フローリングや大理石の壁、スタイリッシュなキッチンなどに妻が一目惚れだったんです(笑)。物件を見学後、近所のスーパーなどを覗いてみたのですが、物価が安くて住みやすそうです。通勤環境としても、新宿三丁目駅まで出れば副都心線に乗り換えができるので悪くありません。坪単価も相場より安く、2回ほど見学した後に購入を決めました。
住宅ローンの繰り上げ返済に向けて、貯蓄を開始
住宅ローンに関しては、変動金利がとても低く「買い時」だと感じました。不動産会社で働く友人のアドバイスをもとに、最も低金利だと感じたネット銀行を選択。合わせて、その不動産会社で提携しているアルヒ銀座支店を紹介してもらい、店頭で契約しました。
今後は繰り上げ返済を行い、早期の完済を目指す予定です。本当は、繰り上げ返済を早々にスタートさせようと思っていたのですが、アルヒ銀座支店の営業担当者から「住宅ローン控除が終わるまでは無理に返済しない方がお得」だと教えてもらいました。現在、繰り上げ返済のために貯めた資金は別口座で管理しています。住宅ローン控除の恩恵がなくなった段階で、まとめて繰り上げ返済する予定です。その他、私は財形制度を利用していますし、妻も貯蓄があるので、積極的に返済して、リタイア前には身軽になりたいですね。
最上階からの眺望を満喫できる家
新居は9階建ての最上階。まだ引っ越したばかりですが、周囲に高い建物がなく開放的で気持ちがいいですね。新築ということもあり、妻から部屋の中での喫煙を禁止されていて(笑)、ベランダにいる時間が自然と長くなります。でも、眺めが良いので適度な休憩時間になっています。
やや不満があるとすれば、53平米と小ぶりなマンションなので、収納が足りないことでしょうか。来客用の布団をしまう場所がないので、ベッド下に収納できる家具を買ったり、お米や飲料のストックを隠してしまえる場所がなく、パントリー代わりの棚を購入したり、工夫しながら快適に暮らしたいですね。
環境の変化を楽しむ毎日
新生活は、始まったばかり。最近の休日は専ら、家具や家電を探しに出かけたり、新婚旅行の計画を立てたり、忙しなく過ごしています。そんな状況なので、現在はマイホームよりも先に、新しい街を開拓している段階。楽しさも不安もあります。
住まいが変わることによって生活スタイルも、友達付き合いも変化しつつありますが、そんな状況ごと楽しんでいます。今後はご近所の友人を招く機会が増えそうですね。家の近くに桜の名所があるので、来年の桜の時期までには、友人を招いてお花見ができるよう、片付けと料理スキルの向上を目標に頑張ります(笑)
(最終更新日:2019.10.05)