不動産特化型クラウドファンディング『OwnersBook』を運営するロードスターキャピタル株式会社は、20代~60代の投資をしたことがある男女600人を対象に、投資に関する調査を実施した。
20代の約1割がフィンテック投資を経験済み
その結果、20代の約1割に、フィンテック投資(ソーシャルレンディング・ビットコイン・ロボアドバイザー)の投資経験があることがわかった。また、20代の7割以上がソーシャルレンディングに興味があると回答。
フィンテックによりスマホで様々な商品に少額から投資可能になったことから、若年層を中心に新しい投資への関心が高まる中、2017年に入って中高年層にもソーシャルレンディング投資が拡大しつつあり、フィンテック投資がさらに浸透する一年になると考えられる。調査概要を紹介する。
20代の約40%が投資目的を老後の生活資金と回答
20代の59%が直近半年間で10万円以上資金を追加。目的は結婚資金や教育費などの新婚期から子育て期のライフステージに応じたものが多いが、一方で、老後の生活資金を目的として投資している人が20代の40%にものぼっている。資産の分散や節税、勉強のためといった意識の高さも特徴的だ。
また、少額投資、積立投資ができる商品のニーズが高く、スマホやアプリ対応を求める声が多い。全世代を通じて20代が最も投資対象を分散化しており、若年層ほど投資リターンがプラスになる傾向がある。ちなみに20代は79%がプラスと回答している。
年代に比例して投資対象が株式や投資信託に集中
年代が上がるにつれて、投資の目的として老後の生活資金と回答する人が増加。投資対象は株式や投資信託など伝統的な商品に集中している。特に60代はいつでも解約ができる流動性の高い商品を好む傾向があるようだ。
各年代に共通しているのは投資目標とする年間利回りで、約5%。また、通算の投資リターンは、全世代で60%以上の人がプラスとなっている。
■調査概要
□対象条件:投資をしたことがあると回答した、20 代から 60 代の男女
□実施期間:2017年3月30日
□調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
□有効サンプル数:600サンプル
ニュース参照元:PR TIMES
ニュース情報元:ワークトレンド360