結婚を機に、マイホームの購入を決めたHさん。修繕費用など購入後の出費を自分でコントロールしやすい戸建てに照準を定め、家探しを始めました。イメージ通りの物件に出会ったきっかけや、購入前の交渉について、住宅ローンの返済計画についても伺いました。
利便性と静かな住環境を兼ね備えたアパートでの暮らし
結婚前から、妻と広島高速交通「祇園新橋北」駅から徒歩7分のアパートで暮らしていました。3階建ての3階で、築30年を超える建物でしたが、コンビニやスーパー、バス停、駅が全て徒歩圏内。それでいて大通りから1本入った閑静な立地で住み心地が良く、5~6年ほど住んでいました。
新築建売戸建てに絞って家探しをスタート
「いつかはマイホームが欲しい」という思いがずっとありましたので、結婚のタイミングに住み替えの話が出たところで、購入を決意しました。住宅ローン金利がとても低い現状にも、背中を押されましたね。
マンションは管理費と修繕積立金をずっと払い続けることが負担になると思ったこと、中古物件よりも新しい建物の方が気持ちよく暮らせそうだと思ったことから、建売住宅に絞って探すことに。注文住宅は高額な印象がありましたので、立地と価格にこだわりたい私たちははじめから検討しませんでした。
予算と立地を重視して建売住宅を見学
購入予算は、インターネットサイトでシミュレーションを行って算出。1,000万円の頭金に加え、住宅ローンの返済額を月々6~7万円程度とする想定で、3,000~3,400万円に設定しました。
価格の次にチェックしたのが立地で、「職場まで車で10分以内の東区内」、老後の暮らしやすさを考えて「バス停が近い」「フラットな道」といった項目を重視。ポータルサイトを検索して情報を収集し、7~8軒程度見学しました。
価格や条件の交渉により“パーフェクト”な家に
私が「いいな」と思った物件でも妻が気に入らなかったり、予算オーバーだったりと購入物件を決められずにいる中で、まだインターネットサイトには登録されていない建売住宅を偶然発見。
職場にも最寄りのバス停にも近い立地が気に入り、見つけたその場で電話をして、後日見学に訪れました。屋上があって、素敵な家だと思いましたね。
ほぼパーフェクトだったのですが、ダイニングの段差が夫婦ともに引っかかっていたため、一旦保留にしました。
しかし、結婚式を挙げる1ヶ月前というタイミングで急いでいましたので、営業担当の方に交渉を実行。3,400万円程度の価格を3,200万円まで下げてもらい、ダイニングをフラットにしてもらうこと、塀を壊して3台分の駐車場を確保すること、カーポートを設置することを約束していただき、購入を決めました。
住宅ローンは【フラット35】ありきで金融機関を検討
住宅ローンに関しては、金利上昇のリスクを踏まえ、はじめから全期間固定金利の【フラット35】しか考えていませんでした。【フラット35】を扱う金融機関の中で一番金利が安かった、アルヒ株式会社を選択。アルヒさんの店舗が近くにあったので、気軽に相談できましたし、スムーズに実行できました。
借り入れから1年少々で借り換えを実行
その後、金利が下がってきましたので購入から1年少々で借り換えを実行。連絡をいただくまでは借り換えの予定はなかったのですが、数十万円メリットがあると分かってすぐにお願いしました。結果的には一番金利が低い時期に借り換えをすることができましたし、【フラット35】Sの金利優遇がなくなる前に金利を低くすることができて良かったです。
借り換えには手数料がかかりますが、繰上げ返済を想定して溜めていたお金を充てて対応しました。現在も、毎月6万円ずつ貯金をして将来に備えています。
幸せを感じるマイホームで始まる暮らし
新居での生活は快適そのもの。食事を終え、リビングでソファに座ってゆったりと寛いでいる時には、特に幸せを感じます。屋上で外の風に当たるのも気持ちがいいですよ。妻は、消臭効果が高いアクセント壁材の効果に喜んでいます。キッチンとリビングダイニングが一続きの空間でも、食事のニオイを気にせずに過ごせるので快適です。
今後は、駐車場の裏側のスペースを有効に活用できていないので、収納を設置したいなと思っています。より暮らしやすくなるように手を加えながら、これからもマイホームを大切にしていきたいですね。
(最終更新日:2019.10.05)