連載コンテンツ「住宅購入者ストーリー」でお話を伺った方の中から、【ライフスタイル・インタビュー】と題して、住宅購入後の“ライフスタイル”や“興味関心事”についてお話を伺いました。
賃貸住宅を転々としてきたというTさんは、60歳でマイホームを購入。現役で仕事を続けながら、自宅では楽器演奏などを楽しみ、ONとOFFを両立されています。現在のライフスタイルと老後に向けての想いを語っていただきました。
Tさんの“住宅購入者ストーリー”はこちらの記事をご覧ください
→ 60歳で埼玉県新座市の中古マンションを購入。毎月の出費を抑えたTさん
60代の快適な毎日を支える住まいとは?
私は公務員として長く勤務してきました。官舎を転々としてきましたので、14~15回ほど引っ越しを経験しています。家が変わる度に家具を買い替え、カーテンを作り直して……。非常に不経済な人生ですね(笑)
今年に入り、フルリフォーム済みの中古マンションを購入。現在60歳ですから、住む町全体の雰囲気やご近所環境に加えて、住みやすさを重視して選びました。
前居は線路に近い立地で、駅近で便利なものの、なかなか寝付けなくて困っていたんです。我々の年代になると、睡眠が浅くなりがち。静かで落ち着いた環境で暮らしている今は、ぐっすりと眠れるようになり、体調もいいですね。
仕事も趣味も長く続けるための心構え
歳を重ねると、健康面が気になってきます。私は血圧や血糖値が高く、糖尿病の持病もありますので尚更です。2~3年前から投薬治療を行っていますが、仕事も趣味の活動も続けることができていますので、今後も健康には気遣っていきたいですね。
肥満気味なので、体重のコントロールもしなければと思っています。一時期はフィットネスクラブに通っていましたが、最近は時間がなくて、なかなか行くことができていません。
毎日30分のウォーキング程度しかできていませんので、ジム通いを再開させたいですね。
住宅購入を機に「庭づくり」の趣味が加わる
現在はメゾネットタイプのマンションで暮らしていて、戸建てのような庭付きの住環境と、マンションの利便性を享受できます。
これからは庭いじりを楽しみたいと思い、インターネットサイトや近所の園芸店で、剪定バサミや水やりホースを購入。妻が中心となって、草むしりをしたり、花を植えたり、元々ある木を剪定したりするところから始めています。
これからはもっとこだわって、自分たちらしい庭づくりを進めるつもりです。
40年以上継続している音楽活動にも変化
学生時代から40年近く続けている趣味が、音楽鑑賞や楽器演奏。レコードを聴いたり、ライブ会場へ足を運んだり、クラリネットとサクソフォンの演奏も行っています。
家の中に組み立て式の防音室を作って以来、周囲への音漏れを気にすることなく、好きなだけ練習ができるようになりました。ビッグバンドや5~6人の少人数、デュオなど様々な形式で活動中です。
現在は会社勤めですが、何年か経てば年金生活になるでしょう。リタイアしたら、今まで以上に好きなことを楽しみたいですね。現在は数人に楽器演奏のレッスンを行っているのですが、リタイア後はより力を入れて活動したいと思っています。
ただ、現在の勤務先は希望すれば70歳くらいまで働けそうなので、体が続く限りは働きたいと思っています。
どこで暮らすとしても、趣味の音楽を続けたい
私は60歳にしてマイホームを購入しましたが、ここが終の住処だと考えているわけではありません。まだまだ働くつもりですので、仕事の状況に合わせて柔軟に住まいを変えてもいいと思っています。
親から相続した明石の家に帰ってもいいですし、妻は横浜の素敵な街並みが気に入っていて「住んでみたい」と話しています。横浜は、日本最大規模の音楽フェスティバルが開催される街。音楽活動をするにも最適かもしれませんね(笑)。
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