【50代ライフスタイル・インタビュー】挑戦の心を忘れず、様々な可能性を見据えているHさん

連載コンテンツ「住宅購入者ストーリー」でお話を伺った方の中から、【ライフスタイル・インタビュー】と題して、住宅購入後の“ライフスタイル”や“興味関心事”についてお話を伺いました。

個人でコンサルタント業と賃貸業を営み、アグレッシブに活躍しているHさん。60歳を目前にした現在、どのように暮らし、プライベートではどのようなことに興味を持っているのか、今後の展望も含めて色々とお話を伺いましたので、ご紹介いたします。

Hさんの“住宅購入者ストーリー”はこちらの記事をご覧ください
2度の住宅購入や賃貸不動産経営を経験。60歳を目前に更なる新居を購入したHさん

家や物に対する考え方の変化

以前は、職場が変わる度に引っ越しを繰り返していました。埼玉で戸建てを購入した後、職場が愛知県に移って県内の戸建てを購入。現在は都心のタワーマンションで、妻と離れて暮らしています。

自宅を購入したり、賃貸に出したりした経験から、投資目的の物件も購入するようになりました。収益性などを考えると、資産は不動産として所有することがベストだと思っていますので、今後も攻めの姿勢で、賃貸経営を続けていきたいですね。住まいとしても、投資対象としても家に対する想いは変わらず、状況に応じて住み替えや売買をおこないたいと思っています。

対して、物に対する考えは変わってきました。子どもの就学中は物に囲まれて生活していましたが、今は物を「持たない」「買わない」生活を心掛け、備え付けの収納に収まる範囲内でやりくりしています。前居から現在の住まいに引っ越す際には、不用品の廃棄が出来ず、老朽化した洗濯機を新居に持ち込むなど困った経験もしましたが……(苦笑)。不用品の引き取りサービスなどの活用も視野に、できるだけすっきりと暮らしたいですね。

住宅購入のポイントは利便性?

住宅購入の際、私が重視しているポイントは「最寄り駅から近い」「買い物の便が良い」「地震や水害に強い」といったところ。現在、妻が暮らす愛知県の自宅近くでは、中央新幹線(リニアモーターカー)の建設工事が進み、高層ビルが林立。

高額なタワーマンションも建ちましたが、既に完売しています。こうした状況から、駅近の利便性が高いマンションはニーズが高いことを肌で感じています。私が現在暮らしているタワーマンションも、JR京浜東北線・山手線「田町」駅から徒歩10分の好立地。自分で暮らすにも、人に貸すにも良い物件なので、将来の選択肢はたくさんあると思っています。

よく食べて、よく飲むことで人生が豊かに

現在の私の楽しみは、食べること。邱永漢(きゅうえいかん)氏の著書をよく読むのですが、彼曰く、人間には様々な欲望があり、加齢とともに欲が衰えていく中でも、最後まで残るのが食欲なのだそうです。食べることに対して飽くなき探求心を持つことで人生が豊かになると考えています。

外食先は様々ですが、月に2~3度は妻とレストランへ行くようにしています。新橋の居酒屋や焼き鳥店に行くのも好きなのですが、妻は興味がないため(笑)、友人と行ったり、一人で行ったりしています。また、お酒もたしなんでいます。中でもビールが好きで、外食時にも、自宅でも毎日のように飲んでいますね。

夫婦で思い出の地を巡りたい

10年ほど前までは子どもの養育費にお金を使っていましたが、既に自立していますので金銭的に余裕が出てきました。今後は、あちこち旅行に行く機会を増やしたいですね。現在でも行こうと思えば行けるのですが、海外旅行となると一週間程度の期間を空けなければなりません。仕事を少しずつ減らしながら、まずは年1回程度を目標に。その後も徐々に休日を増やして、最終的には年に3回くらい行けるといいですね。

昔、仕事で訪れたアメリカの西海岸や東海岸、ヨーロッパといった、懐かしの地を妻と一緒に巡りたいです。主要な観光地を訪れ、美味しいものを食べたいですね。

また、以前は大型犬を飼っていましたので、ペットとの暮らしを再び始めたい想いもあります。現在暮らしているタワーマンションで飼うなら、小型犬になりますね。妻が暮らす愛知県に引っ越せば、戸建てなので何でも飼えますね。妻といつ、どこで同居するかはフレキシブルに考えていますので、ペットについてもその時に決めたいと思っています。

60代はまだまだ現役!

歳を重ねると健康面が気になってきますが、私も妻も毎年必ず健康ドックに足を運んでおり、健康そのものです。そもそも「高齢者」の定義が昔とは変わりつつあり、今の60代は心身ともに元気な方が多いのではないでしょうか。

新橋の飲み屋などで同年代のサラリーマンと話をすると「心の中に熱いものを秘めている」と感じることが多々あります。「もう60代になるから」と及び腰にならず、積極的なアプローチを続けて欲しいですね。同年代の方々には「一緒に頑張ろう」と言いたいです。

Hさんの“住宅購入者ストーリー”はこちらの記事をご覧ください
2度の住宅購入や賃貸不動産経営を経験。60歳を目前に更なる新居を購入したHさん

 
(最終更新日:2024.04.30)