全国763の金融機関、17,000超の住宅ローンプランを比較検索できるサービス「WhatzMoney住宅ローン」を運営するWhatzMoney株式会社は、2月実行分のローン金利状況を独自に調査した。
2月の住宅ローン金利は、基準となる10年固定金利が少しずつ上昇傾向であることから、地方銀行を中心に金利が引き上げられた。
一方で、ネット銀行やメガバンクを中心に、住宅ローン顧客獲得のために戦略的に金利引き下げを行った金融機関もあった。
そのため10年固定金利は、73行中6行が金利を引き上げ、7行は金利を引き下げし、金利動向はまちまちとなった。
主要73行の10年固定金利型の平均金利は1.021%(前月比マイナス0.002%)となった。今後の金利動向については、米国で年内に何度かの利上げが予想されていること、日銀が長期金利を0%程度またはプラス圏で推移するように国債の買い入れを調整する政策を継続していることから、金利は徐々に上昇すると予測される。
変動金利型は、北越銀行のみが金利を引き下げており、他行は前月から据え置きとなった。
その結果、主要銀行73行の変動金利型の平均金利は0.958%(前月比マイナス0.003%)となり、低金利が継続している。
フラット35の最低金利については、借入期間20年以下のプラン、借入期間21年以上35年以下のプランともに金利は下がった。
また、主要銀行の全新規借入プランのうち、1月の最低金利は0.350%と前月と同水準に。比較的短期間の固定金利選択型住宅ローンを中心に、低金利が継続している。
※「WhatzMoney 住宅ローンレポート」から引用
WhatzMoney 住宅ローン【https://whatzmoney.com】
ニュース参照元:PR TIMES
(最終更新日:2019.10.05)